冨田 賢 氏
株式会社ティーシーコンサルティング 代表取締役社長 / 博士(政策・メディア)
今後、事業の高収益化に不可欠といわれているIoT(Internet of Things)と人工知能(AI)。その活用やAIと人間との共存、ビジネスモデルの変化、IoT収益化におけるアライアンス戦略について、わかりやすく解説しました。
あらゆるものがインターネットにつながるIoT。センサー、マイク、カメラ、計測器などでとらえたデータを、クラウドし、そのデータを人工知能で分析します。自動運転などが脚光を浴び、デバイス需要の拡大も予想されています。
IoTの特徴は「現場を持つ企業がリードする」ことだと、冨田氏は指摘します。従来、IT分野はIT企業がリードしてきましたが、IoTは製造業や建設業、エンジニアリング会社が牽引しており、プレーヤーが異なっています。
IoTはアライアンスの主戦場であるということも、大きな特徴の1つです。IoTは、ハード開発、インターネット接続、ビッグデータ分析、サービス対応、現場ニーズを持つ企業による複合的な事業構築が必要となります。「1社だけで事業を展開するのは困難です。自社で担えない部分をどこかと組む必要があります」(冨田氏)。そのビジネスモデルは、「1回切り売り」から「使用料が継続的に入る」アンカリング収益モデルに変わります。
IoTのキーポイントは、自動制御と精密な予測の2つ。後者の精密な予測を活用して成功したのが、大手建設機械メーカーです。大型ブルドーザーなどのタイヤの需要を予測し、計画的生産に成功しました。
つづきは…
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