変化を捉えた、企業の新たな成長戦略を見極める。 情報の力を”勝ち抜く力”へ。 オービック 情報システムセミナー 2013年 夏  開催レポート

情報システムセミナー[2013年 夏]ERP・ITトレンド小売・チェーン店の経営計画を実現させる
利益管理(管理会計)の勘どころ

変化のめまぐるしい経営環境の中、各店舗が中期経営計画を確実に実行していくには、店舗ごとの利益管理の仕組みが不可欠です。その利益管理を実現する管理会計について、特に運用・実行面に焦点を当てて実例を交えながら紹介しました。来場者に問いかけたり、講演途中で質問が飛び出したりするなど、活発な雰囲気の講演となりました。

2013年6月5日(金) 東京会場

A32
13:00-14:20
小売・チェーン店の経営計画を実現させる
利益管理(管理会計)の勘どころ
茂見 憲治郎 氏
有限責任監査法人トーマツ 公認会計士

経営管理の全体像

講演は、経営管理の全体像についての解説から入りました。
「企業の目指す姿がビジョンであり、中期経営計画は、そのビジョンを実現するための経営戦略であり、アクションプランです。中期経営計画は数値目標ではありません。誰がどのように実現するかを示す計画なのです」と茂見氏は要点を示します。

経営戦略は、まず全社的な方向性や経営資源の配分方針を決定する「全社戦略」を立案し、それを事業別戦略や機能別戦略などの「個別戦略」にブレイクダウンしていくことになります。「戦略立案の段階から社内のキーパーソンを巻き込むことがポイントとなります。社長一人で決定していってはいけません。戦略単位、組織責任者、損益管理単位がそれぞれ紐付き、整合性のとれていることが重要です」(茂見氏)。

次に、戦略プランの実例を基に、達成状況を測定するためのKPIを紹介し、KPIを使った事業別損益計算書を示しました。数値計画を月ごとに出し、12カ月で1年、これを2年、3年と出していくことで、事業別損益計算書が完成します。そして、「結果と計画を比較し、その差異を把握して対策を立てていきます。この差異分析は毎月行ってください。また、中期経営計画を人事評価と関連付けることで、社員のモチベーションを高めるとともに、計画の達成率の向上を期待できます」と強調しました。


図 中期経営計画の内容

「管理会計は、戦略立案、戦略とアクションの評価、店舗評価、人事評価に活用できます」と語る茂見氏。講演は次に、管理会計活用の3つのポイント紹介へと移っていきました。

つづきは…

つづきの講演内容

  • 管理会計のポイント1 組織単位の戦略・施策への貢献
  • 管理会計のポイント2 評価目的との整合性
  • 管理会計のポイント3 正確かつ迅速な情報の収集と分析

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