PDCAをうまく回すための大前提となる「予算計画」。しかし例年、予算計画は作っているものの、結果(実績)が伴わない。期の途中で何を変えるべきかを明確にできない。こんな負の連鎖を断ち切れずにいる企業も少なくないようです。当セミナーでは、予算計画策定時に見落とされがちな「罠」を明らかにし、それに対応していくための方法を紹介しました。この日、首都圏は早朝からみぞれが降るあいにくの空模様でしたが、会場は早々に席が埋まるほどの大盛況となりました。
開口一番、川原氏は「成長に必要なものは環境でも資源でもありません。成長するという強い『意欲』です。市場が縮小していても、意欲さえあれば成長することができます」と強調し、参加者を強く引きつけました。その実証として、顧問先のオートバイショップを紹介。市場が最盛期の8分の1に縮小しているビジネス環境で、そのショップはここ数年で売上を2倍に伸ばし、現在は多店舗展開に挑戦しています。川原氏は、「経営者の意欲があるから可能となるのです」と分析しました。
しかし、多くの企業では成長計画を立案するものの、なかなか予定通りに進まず、計画と結果に乖離が発生し、それが大きな問題となっています。川原氏はその原因の1つに「計画」の誤解があるのでは、と訴えかけます。「ほとんどの会社では『計画』と『目標』を混同しています。顧客先に行きますと、中期経営計画といって目標とする数字を見せられることが多いのですが、これは計画ではありません」(川原氏)
例えば売上○○円、利益○○円という数字は目標です。多くの企業では、こうした数値目標を掲げて社員を叱咤激励します。しかし、目標をいかに達成するか、という具体的な行動(=計画)について、詳しく言及している企業はそれほど多くありません。
「時間がないため、仕方なく昨年度の実績をもとに、承認が通りやすそうな数字を並べてしまう。これでは目標とはいえず、予想になってしまいます。まず目標を立て、それを実現するための戦略を立案します。去年と同じことをしていては企業が成長できず、市場の衰退と共に企業も縮小してしまいます」(川原氏)
経営計画を確実にフォローします。
OBIC7統合経営管理+OBIC7Hignelで実現するKPI 経営
川原氏の指摘したKPIの重要性を受けて、OBIC7によるさまざまなKPIの統合的管理とそのデモンストレーションが紹介されました。川原氏の講演の直後に同じ会場で行われた同講演には、引き続き参加される方も多く、問題意識の高さが伺えました。
これより先の内容は、以下のボタンよりアンケートにご回答いただいた方のみ閲覧可能です。
※本コンテンツは、製品・ソリューションを導入検討されている企業様を対象としております。
同業の企業様、代理販売を行っている企業様や、個人の方のお申込みにつきましては、
お断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
入力いただきました方には、下記のようなセミナーレポートの完全版をご覧いただけます!
フリーダイヤル0120-023-019(受付時間:平日9:00〜17:30)
情報システムセミナーなどのご質問・ご相談はお気軽にお問い合わせください。
メールにて情報を案内させていただきます。