日本全体に逆風が吹くなか、長く存続し、高い利益を上げ続ける企業に共通しているのは、正しい考えを持っていることです。その正しい考えとは「良い仕事をして社会に貢献する」こと。小宮氏は、それを実践している企業の具体例を紹介しました。市況が低迷するさなか、自社を伸ばすヒントを得ようと、大会場、サテライト会場までが満席になるほど、たくさんの参加者が詰めかけました。
まず、小宮氏は、印刷不況といわれているこの時代に売り上げを伸ばし、11年前と比較して30倍以上という売上額を記録した京都の印刷会社、株式会社プリントパックの例を紹介します。かつては印刷と製版の両方を手掛けていましたが、パソコンの浸透でお客様自身が製版できるようになったことに伴い、製版部門を他社に譲り、自社は印刷に専念しました。しかも、その販路をインターネット通販に絞り込み、低価格化を実現しました。このことが功を奏し、驚異的な売り上げ増を記録したのです。
「大切なのはお客様が何を求めているかを知り、それに応えることができる会社に変わっていくことです。お客様志向ということです」(小宮氏)
次に小宮氏は、マンションの宅配ロッカーで7割のシェアを誇る企業、株式会社フルタイムシステムの例を紹介します。もともとはマンションなどビルメンテナンスを行っていましたが、このままでは他社との差別化が困難であると判断。マンションの住民が何を求めているかを探り、宅配ロッカーという仕組みを開発しました。現在では、電動アシスト自転車の共有システムや電気自動車の共有システムまで事業を拡大。数年前からは独身女性のシェアハウスも展開して、利用者に支持されています。
これより先の内容は、以下のボタンよりアンケートにご回答いただいた方のみ閲覧可能です。
※本コンテンツは、製品・ソリューションを導入検討されている企業様を対象としております。
同業の企業様、代理販売を行っている企業様や、個人の方のお申込みにつきましては、
お断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
入力いただきました方には、下記のようなセミナーレポートの完全版をご覧いただけます!
フリーダイヤル0120-023-019(受付時間:平日9:00〜17:30)
情報システムセミナーなどのご質問・ご相談はお気軽にお問い合わせください。
メールにて情報を案内させていただきます。