今や日本は、一部の業界を除いて「デフレ・成熟市場」といわれています。給料も物価も下落し、企業の衰退は目を覆うばかりです。このような状況を打破するため、海外進出をはかる企業も少なくありませんが、なかなかうまくいかないのが現状です。その反面、成長している企業も確実に存在します。その成長の「肝」は何なのでしょうか?川原氏の意外な指摘に、来場者の多くがうなずきながら耳を傾けていました。
「正しい方向を選択するには、今何が起きているかを確実につかむことが大切です」と川原氏は語りかけ、日本の経営環境を説明します。まず、日本の人口は確実に減少しており、これにつれて小売業の販売額も減少しています。少子・高齢化は進み、給料が下がり続けています。自動車業界では、1999年をピークに販売台数が低迷しています。
「マーケットは縮小しており、何もしなければ売上は確実に落ちていきます。今必要なのは無意味な努力ではなく、新たな考え方への転換です。そしてこれを実現するのが『プロフェッショナルリーダー』なのです」(川原氏)
「プロフェッショナルリーダーには、『高い志』と『強い心』が求められます。これはスポーツマンと同じです」と説明する川原氏。しかし、彼らは常に高い目標を持ち、革新の必要性を感じている一方で、ジレンマを抱えているケースも少なくありません。
「目標を設定しますと、会議の席などで結果を求められます。多くのリーダーは会議で周囲から指摘されることを恐れて『すべき目標』ではなく、安易な『できる目標』を掲げてしまうのです。しかし、これでは進歩がありません」。(川原氏)
「すべき目標」を持つのが「高い志」であり、会社側から責められても折れないのが「強い心」です。後半からは、川原氏の推奨するプロフェッショナルリーダーの視点と成功事例が紹介されました。
確実にKPIを見せます「OBIC7 + Hignel」
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C11枠において、川原慎也氏は「自社の強みを分析し、生産性拡大につながるKPIを見つけ、イキイキワクワクの環境づくりをしてください」と呼びかけてセミナーを結びました。これを受ける形で、オービックは「KPIが強みに結び付いたか」「見つけたKPIは想定した動きをしているか」「日々の成果の見える化」も大切なポイントであると強調し、スクリーン表示しながら、これらを支援するシステムのあり方を提案しました。デモンストレーション中心の説得力あるセミナーとなりました。
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