三菱重工グループでは、人事給与業務の標準化を推進するため、「OBIC7人事給与情報システム」を使用して、グループ共通の情報基盤を構築しています。本セミナーでは、推進主体であるMHIパーソネル社の野村代表取締役に、システム共通基盤を構築するポイントや活用メリットなどについて解説いただきました。セミナーの最後には、参加者からいくつもの質問が飛び出すなど、活況なセミナーとなりました。
MHIパーソネル社は三菱重工のグループ会社の1社。三菱重工の給与・福利厚生部門が独立した会社で、平成15年に設立されました。親会社である三菱重工には勤怠、給与、旅費精算、退職金、財形・賃金、持ち株などの業務を代行。グループ会社には人事給与システム再構築支援や給与計算・旅費精算業務の受託を行っています。
今回の導入事例は、グループ会社への人事給与システム再構築支援の一環で行われました。
「従来であれば個々にシステムを構築し、それぞれに業務をしていれば問題ありませんでした。しかし連結決算の時代となり、重複する業務やシステムは可能な限り集約して、無駄を徹底的に省いていかなければなりません。当社が誕生したのも、今回の共通基盤構築も、この連結決算が背景となっています」(野村氏)
グループ企業は全国に120社あり、ホスト系システム他で人事給与システムを構築していました。規制改正やシステムへのノウハウも乏しく、システムの改修が与える影響の把握も困難な状況でした。人事給与システムを再構築するにも、個々の会社では限界がありました。
人事給与システムの統合をASPで実現しようと考え、MHIパーソネル社は平成18年ごろからパッケージの選定に入ります。三菱重工本体ではSAP R/3を使用していましたが、規模から考えてグループ会社への導入は…
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