「日本はいま、世界のなかでまたとないビジネスチャンスの中にいます!」と、手嶋氏は来場者へ訴えます。これは「リップサービスでも単なる励ましでもない」という。いまや世界経済の推進エンジンとなった東アジア・環太平洋地域では、「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」と「ASEAN+6」という新たな枠組みが船出しようとしており、双方に参加が望まれているのが日本なのです。21世紀世界で日本はどんな役割を担い、新らたな時代を切り拓いていけばいいのでしょう?手嶋氏の常識を覆す指摘に多くの方が驚きながら耳を傾けていました。
2011年はチュニジアのジャスミン革命からはじまり、2月には決起した民衆によりエジプト・ムバラク政権が崩壊。これがリビアに波及してカダフィ政権が崩壊し、独裁者カダフィ大佐も10月に殺害されました。地中海を挟む対岸、ヨーロッパでも、ギリシャの経済危機に端を発して、経済危機がイタリアやスペインなどの南欧諸国に波及しました。そしてフランス国債の格付けが引き下げられるなど、目が離せない状況となっています。
一方、東アジアでは中国の躍進が続いています。しかし、これは経済発展だけでなく、軍備の増強をも意味しています。中国初の空母も東シナ海に姿を現しました。アメリカはこうした中国の海洋進出をけん制するために、オーストラリアのダーウィンへの海兵隊駐留を2,500人規模で進めています。一方、日本は東日本大震災と福島原発の事故が尾を引いて、自然災害と人災に悩まされました。これにタイの洪水が加わり、日本のサプライチェーンが破綻し、GDPが前年割れをしています。
「そして、2012年は米・中・ロ・仏・韓などの主要国のリーダーが一斉に変わる可能性を秘めた天下動乱の年といわれています」と、手嶋氏は強調します。
とりわけ、アメリカ大統領選挙の行方は、日本だけでなく世界に大きな影響を与えます。…
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