銀行経営者、支店長など各現場管理者、職員、人事給与の事務スタッフ、それぞれの立場で構築目的は異なる。そこで新しい人事給与システムを導入した銀行でアンケート調査を行った。OBIC7の金融機関向けHRシステムは、このアンケート結果から特定された「これからの金融機関向け人事・給与システム構築の必須条件」を満たしている。
経営者の視点から
新BIS対策、開示対策のため、経営数値の早期把握、確実な予測が要求されている。中期経営計画の実現、単年度事業計画の達成に向け、“新システム構築が有効である”との根拠付けが必要。
職員の視点から
自己のスキルアップの機会が得られ、自己の業務に直接影響のない事務作業の低減ができ、自分が本来の業務に専念できる。
働く職場として魅力ある制度や処遇を提供してくれることも重要。
現場管理者の視点から
現場に必要なスキルを持つ職員を適切な人数配置できること、全職員の能力を向上させることで確実に業績を達成することが要求されている。
事務スタッフの視点から
より高度な人事業務を行うため、日常業務の省力化、ミスの低減、情報開示や手続きの自動化を推進する必要がある。
職員からの問合せ件数の低減にもつなげられる。