不動産業向けシステムと会計システムの一般的な連携では、支払・入金などのデータを会計側で取り込むことになる。この場合会計側では、
ということになるので、「将来の収益予想」や「発生ベースでの収支管理」、それらの「レポーティング」のニーズには対応が困難となる。これに対し、オービックの不動産業向け基幹業務システムの会計連携の場合は、ビルマネジメント・ビルメンテナンス・賃貸住宅管理・デベロッパーなどの現場系システム側に勘定科目の「仕訳連携機能」を持たせることで、“発生ベース”での全ての取引から仕訳データを自動生成し会計側に取り込むことができる。
これにより、オーナーや投資ファンド向けの詳細なレポーティングが可能となり、事業主にとって顧客サービス向上や市場競争力強化への有効な武器となっている。この管理会計的要素が現場基幹系業務システムに包含されているというメリットが、オービックの“会計連携を配慮した不動産業界向けソリューション”の独自性かつ優位性として、業界の注目を集めている。