メンバーそれぞれの個性を活かして、チームとして成果を出したい メンバーそれぞれの個性を活かして、チームとして成果を出したい

小一原 彩

首都圏事業部SE 課長

金融業界担当のSEとして活躍。
現在、プロジェクトリーダーとして部下の育成にも注力している。

人材育成に対する意識の高さを実感
自分も後輩にノウハウを
受け継いでいきたい

 日々働くなかで、会社全体で社員を育てようという意識の高さを実感しています。
 上司の職務には部下の育成が明確に組み込まれていますし、社員全員が人材育成を当たり前のミッションと捉えているように感じます。後輩や周りの社員への声掛けが増えると縦や横の繋がりも強くなるので、皆で助け合いながら働けています。

 仕事で悩んだりどうしてもモチベーションが上がらなかったりする時に、普段から面倒を見てくれたり相談に乗ってくれたりする先輩や同期、後輩が支えてくれる環境があるのは有難いですね。

 過去に先輩から頂いた『プロジェクトリーダーは目の前の作業を止めてでも次の工程の計画を立てる作業を優先するべき』というアドバイスを大切にしています。
 この言葉は、入社後9~10年目頃にアサインされた案件でプロジェクトリーダーになり、リーダーとしての作業も抱えながら案件のいちメンバーとしての作業の期限にも追われて切羽詰まっていた時に掛けてもらった言葉です。この時に、目の前のタスクの期限が迫っていたとしても先の計画を立てることの方が案件全体を見た時の優先順位は高く、リーダーならその判断ができなければいけない、と教えてもらい、ハッとしました。

 今もこの言葉を胸に留めて、仕事の進め方について振り返るようにしています。同じような状況に陥っている後輩がいたら、今度は自分が声を掛けてあげたいと思います。

メンバーそれぞれの個性を活かして、
チームとして成果を出したい

 現在は組織長として部下の育成にあたるほか、プロジェクトには主にプロジェクトリーダーとして参加しています。
 様々な経験をしてキャリアを積む中で、自分の得意・不得意な分野やキャパシティについても徐々に分かってきました。以前は、高い能力を持っていたり活躍していたりするメンバーに囲まれる中で、自分の出来ていない部分にばかり目が向いてしまい苦しく感じる時がありました。けれど、人それぞれ長所があれば短所もあるので、完璧を目指して自分を苦しめる必要はないと思えるようになってからは、自分の苦手な部分は周りのメンバーに力を借りながらチームとして成果を出すことを意識して仕事を進められています。

 メンバーに依頼したり仕事を割り振ったりする際には、その仕事が完了するまで継続的に声を掛けることを大切にしています。誰かが見てくれているという安心感はどんな人にとっても必要だと思うので、依頼されたメンバーが放置されていると感じてしまうことのないように心がけています。声を掛ける頻度は相手との関係性や仕事内容によって異なるので、コミュニケーションの取り方は使い分けています。

若手社員が中長期的な目標や
成長ビジョンを
描いて仕事に
取り組めるようにサポートしたい

 今後は、若手社員が中長期的な目標や成長ビジョンを描きながら日々の仕事に取り組めるようなサポートをしていきたいです。
 業界・業務知識の習得や仕事の進め方などは研修やOJTを通してしっかりと身についているので、それらをより効果的に活用する土台として、マインド面もサポートしていけるといいなと思います。オービックは全員が新卒社員としてキャリアをスタートしているからこそ、若手社員の心情に共感できる部分も多いのではないかなと思います。

 若手社員は新しいことを多く学ぶので目の前の仕事をこなしていくことで一定の成長はできると思いますが、目標や成長ビジョンを描いている人とそうでない人とでは成長の度合いが異なると思います。同じことを経験するのであればより多くのものを得てほしいので、本人が主体的に目標や成長意欲を持てるように後押しをしていきたいです。

 以前はお客様先へ訪問する時の移動時間やランチタイムに後輩と雑談をしてコミュニケーションを取っていましたが、コロナ禍でWEB会議が主流になったことでそのようなタイミングが減っているので、意識的に後輩とコミュニケーションをとっていきたいと思います。

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休日は、日帰りで登山に行くのが好きです。
平日は頭を使って体はあまり使わないので、自然の中で体を動かして、きれいな景色を見ると、リフレッシュできます。写真は高尾山から撮った富士山です。普段写真はあまり撮らないのですが、とても天気が良くてきれいに見えたので、久しぶりに撮りました。