小林 桃子
マーケティング推進本部 課長代理
ITメディア業界担当のSEとして活躍。
復職後、マーケティング推進本部にて社内システムやワーキングの整備を担当している。
何度も心が折れた若手時代
同期と励まし合い、
なんとか乗り越えられた
オービックは、大学の先輩が働いていて興味を持ったので、採用面接を受けました。当時は就活氷河期の真っ只中で業界問わず様々な企業を見ていましたが、仕事の内容よりも一緒に働く人を重視したいという思いから、雰囲気が自分に合いそうだと感じたオービックに入社を決めました。
数年かけてスキルや経験を磨いて一人前になっていくSEという仕事も、飽き性の自分に合っているなと感じました。
いざSEとして働き始めると想像していた以上に大変で、若手の頃は何度も心が折れました。今ではあり得ないことですが、当時は深夜残業も珍しくなく、仕事終わりにはよく同期で集まって一杯飲んで息抜きをしていました。
当時を振り返ったときに一番印象に残っているのは、入社3年目で担当したお客様の案件です。初めての休日出勤も体験しましたし、稼働前のサポートで急遽深夜頃からお客様先に訪問して作業することもありました。お客様に上手く説明できない自分が情けなく、泣いた経験も一度や二度ではありません。先輩や上司が支えてくれたり、同じくらい大変な状況にいる同期と励まし合ったりしたことで何とか乗り越えられました。
現在は会社の制度が整い、21時以降の残業や休日出勤は禁止されているので、自分が入社してから数年間で会社も大きく変化したなと感じます。
自分自身が楽しむ姿を
子どもに見せたい
4年前に産休・育休を経て時短勤務で復職し、今はフルタイムで勤務しています。復職のタイミングで現場からマーケティングの部署に異動し、現在は主に社内システムの構築・改善や、ワーキング活動(※若手中心で組成された、業界研究などをする部門横断的な組織)の取りまとめをしています。
どちらの仕事も、社員の困りごとの解決に向けてゼロからみんなで案を出し合って実現していく過程がとても面白いです。現場時代は既存の商材を扱っていたので、今までにない体験で新鮮です。他部署の方との繋がりも増えて多くの刺激を受けています。
子どもがまだ小さいので働ける時間に制限があったり急に休みをとったりもしますが、スケジュールに余裕のある作業を担当したり在宅や時間休などを柔軟に活用したりしながら前向きに働けています。
一方で、子育ては正解がないので難しいなと感じます。どうしても平日に子どもと過ごす時間が少なくなるので、自分が働くことは子どもにとって本当に良いことなのかと悩むときもあります。ただ、親が毎日楽しく過ごしていることが子どもにとって一番良いのかなと思い、私自身が人生を楽しんでいる姿を子どもに見せられるように心がけています。
ワーキングマザーが現場時代の
業務経験や
知識を活かして
働ける仕組みをつくりたい
現在は現場を間接的にサポートする仕事が多いですが、今後はもう少し現場に近い距離で一緒に取り組める仕事を増やしていきたいと思っています。
ダイバーシティワーキングの活動で女性社員に対してキャリアプランをヒアリングすると、復職後ゆくゆくは現場に復帰したいという声は少なくありません。子育てが大変なうちは、現場の速いスピード感の中で仕事をするのは難しいですが、自分が担当していた業界やワーキングに繋がりを持ちながら仕事ができるような仕組みをつくっていけたら良いなと漠然と思っています。
まずは自分が色々なことにチャレンジしてみて、どんなことができるか考えていきたいです。
我が家は見つけたらやらずにはいられないほどクレーンゲームが大好きです。
家にあるほぼ全ての人形はその戦利品です。今は家族みんなでたべっ子どうぶつにどハマり中です。
最近は、可愛い入れ物に入っているたべっ子どうぶつのお菓子に挑戦中ですが、全戦全敗で息子にがっかりされています・・。クレーンゲームの腕ももっと磨いていきたいです。